相葉の備忘録

日々生活する上での気付いたことまとめ

珍味カメノテを食べたよ

 どーもこんにちわ。

 相葉です。 

 

 先日は一部で珍味として有名な、カメノテを採取して食べてみたよ。 

 カメノテって何?って言う人は、詳しくはこちらを見てもらうとして、  

 まぁ要するに、海岸の岩場の岩と岩の隙間にびっしりと生えている、フジツボ的なものをイメージしてもらえば大きな間違いはないと思う。 

 ちなみにこいつはカメノテの名の通りの特徴的な形をしているから、一度意識して探すと見つけるのは簡単だ。

 だいたい岩と岩の隙間にぎっしりと詰まっている。

 …食べるにはなかなか勇気のいるビジュアルだ。

 

 採取はマイナスドライバーなどで根本から引き剥がす。 

 相葉は、魚がなんか可哀想という理由で魚釣りもできない人種なんだけど、

 今回は「食す」ということが確定していたので、

 躊躇なくドライバーをぶっ刺して引き剥がすことができた。

 

 同じ命であっても魚は脊椎動物で、目も口もあるから可哀想、カメノテ節足動物で、目も口もあるように見えないから可愛そうじゃないという偽善振りを自嘲しつつも、ガシガシ採取し、味見程度の量が集まったところで帰る。

 

 帰宅後、クーラーボックスを開けると濃厚な磯の匂いとカメノテの強烈なビジュアルがこんにちわ。 

 そっと蓋を閉じたくなるが、ここで食さなければ、単に海岸で大量殺戮を

繰り広げたのみに終わってしまうため、心に鞭打って調理に取り掛かる。 

 

 とりあえず、カメノテ代表的な調理法である(らしい)、

 塩茹でにしてみた。

 ビジュアルは特に変わらず。 

 外側の皮のような部分を剥き、中の身を出す。 

 思ったより小さいので、これなら一息に食べられそうだ。 

 本当に食べられるのかとか、謎の奇病にかかったらどうしようとか、 

 ここにきて不安が高まるが、ドキドキしながらも口に入れると…

 

 

 …意外にも普通の味だ!

 蟹のような、貝のような、なんかそんな感じの濃厚な味である。

 見た目の強烈さに比べてクセもなく普通に食べることができて、 

 安心したようながっかりしたような複雑な気分を抱えながら、 

 あっという間に完食してしまった。 

 この感じだと、味噌汁の出汁にしても良さそうだ。

 

 ちなみに、スペインでは高級食材であり、精力がつくとして特に男性に 

 人気があるという。

 労力の割には可食部が少ないという意味では、キャビアやフォアグラに通じるものがある。 

 

 とにかく、相葉のような素人でも簡単に採取して食べることができたので、

 どんな味か気になった人は海岸へgo!

 きっと新しい世界が広がると思う!

 ただし、海辺は危ないので、十分気をつけてな!